
ほんのり赤く色づいた万両が雨粒をまとっています
さて各地に先人から伝わる様々な教えや、家訓があるご家庭もあるとおもいます。
会津藩では6歳から9歳の幼い藩士の子(男子)が町ごとに十人ほど集まり(什)、長老から心構えとしての教え「什の掟」に則り、その集まりで一日を振り返り、自らを律していく。
そうして幼子を育てる先人の知恵。
その教えは、
一、年長者の言ふことに背いてはなりませぬ
一、年長者にはお辞儀をしなければなりませぬ
一、卑怯な振舞をしてはなりませぬ
一、弱い者をいぢめてはなりませぬ
一、戸外で物を食べてはなりませぬ
一、戸外で婦人と言葉を交へてはなりませぬ
ならぬことはならぬのです
学生時代、授業では道徳やホームルームの時間に学校生活の困り事や問題を皆で考え、共有し、話し合ったものですが、いまでもあるのでしょうか。
人の振り見て我が振り直しつつ、何気ないところにも心配りを心がけていかねば。
子がいくつになっても親は親。耳の痛いことも、親だから言える、子を思っての教え。
大切にしたいものです。
栃木県北部を震源とする地震が連続的に発生。
根室・釧路、鹿児島トカラ列島の地震も頻発しています。
ご不安、いかばかりかと案じています。
ここのところ、住職の警戒レベルがドンドンあがってきています。
いつどこで起こるかわからない地震、災害。備えを万全に今一度確認してまいりましょう。

コメント