道具

私事ですが、しばらくお蔵入りしていた2代目のデジカメ、使わなくなって6~7年程になるでしょうか。
久しぶりに手にしてみました。
早速、充電した電池を入れようとカバーを開けようにも悪戦苦闘。使わなかった期間の経年劣化?
便利さや望む機能があってあたらしいものと買い換え、保管していたもの。
一呼吸して、ゆっくりしずかにカバーを開こうと数度、挑戦。
開け閉めを繰り返しスムーズになったところで、電池を入れて作動確認。OK(*^▽^*)

おもえば家事、趣味、仕事など、何か事をする時には必ずといっていいほど、様々な道具を使用します。
常々、和慧住職から道具の使い方から片付けなど、皆さんとの学びの時に、また境内地の整備の際にうかがうことがあります。
使ったらきちんとお手入れして片付ける。不都合があれば修理をし次に使うときに支障が無いようにする・・当たり前のことながら疎かになりがちな道具の扱い。反省!

さてこの「道具」の語源は”仏道修行の際に用いる法具を指し、身を資け、道を進め善法を増長する具”とあり、仏教語。
便利な道具のその先には先人の工夫や知恵があり、今日に至っている、大切に使わせていただかねば!

冷たい風に雨雲が徐々に消え、空が明るくなった夕刻。
桜花散り初め、一方で咲き始めた上溝桜です。

激しい気温差と天候の変化による気象病で心身の調子を崩しやすいこの頃、
心と身体を休めて体調を整えてまいりましょう。

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