今日の前田和慧師お話しは、要望を受けて”亡き人は今”と題し、進められました。
その中で人の肉体(魄)の皮一枚下はすべて魂、それを繋いでいるのが末魔、いずれにも”鬼”という文字がつく。
鬼の世界から来て、いつでも「鬼」になってしまう人間。
そうならない生涯を過ごすため、悩み、苦しむことが生きる大きな目的。
お釈迦様は人として生まれたことが大事であり、それを納受しなさいと説かれたこと、続いて自らを信じて強く生き、どうしようもない難に遭った時、また自分自身の心が暗闇に入り込んでしまった時には、教えを灯りとして乗り越えてほしいと「自灯明 法灯明」についてもうかがいました。
春のお彼岸を前にこの命の源、ご先祖様方々を忘れることなくそして我がご先祖様方のみならず亡者の方々、動物たちへ、お供物、供花、一杯のお水に布施の想いを添えさせていただく、その大切さを強く感じ、これからも精進の想いを強くした日となりました。
和慧師には多岐にわたってのお話しをありがとうございました。
ご参加の皆様、お疲れさまでした。
気温差が激しい時節、どうぞご自愛くださいませ。
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