大師会の景色

今日は、御大師様ご縁日のお勤め
承りました御回向、御祈願は和慧住職が早朝勤行にて滞りなく執行してくださいました。

御参拝方々は、各々にごゆっくりとご自分の想いにて読経、お参りされ、その後には和慧住職とお茶タイム。
それぞれに心に残るお話しがあったのではと、感じております。

夕刻前、境内地のちょっと隠れた所にひときわ、赤く色づく木に目がとまり、毎年、ながめていたものの、何の木か失念。
調べてみたら「メグスリの木」でした。
日本固有の樹木で、別名「長者の木」「千里眼の木」とも呼ばれ、この樹皮を煎じて点眼薬や洗眼薬として用いていたことが名前の由来。
現在は肝臓の薬として有名とのこと。
あでやかな美しさは紅葉とは、またひと味違い目を引きます。

そして、今年も大きな実がついた木。

いずれも、秀和阿闍梨が苗を求め、植えた樹木。

ただいま布教でお出かけ中の秀和阿闍梨の御姿が浮かんできます。
今はお目にかかれずとも、樹木から秀和阿闍梨の御姿や笑顔を感じたひとときでした。(お茶タイムでも秀和阿闍梨のお話をしていたところでした。)

真伝不動明王寺は御不動様、諸佛様を心の依り処とされる皆様によって支えられている信者寺。
境内地、堂内、瑠璃光院、地蔵堂のそこ、かしこに、皆様の積善の証があります。
ありがたいことです。
ながく、ながく、教えと共に後世に繋がるお寺であるようにと願い、足を止めずに進めてまいります。
和慧プロジェクトの樹木植樹が始動し始めるようです。

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