2025年8月– date –
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使命感
今日の午後、サイレンを鳴らしながらお寺の横道を登っていく消防車と救急車。 山火事かと緊張が走りましたが、事務方が即、情報確認! お寺の北側にそびえる山で滑落事故発生との報。 間もなくして岐阜県の防災ヘリコプター 若鮎が現場上空へ到着しました... -
呼ぶ
厄受け地蔵堂周りに納めさせていただいた、願意と施主・願主様の名を記した、八葉かざぐるま。 時折の風を受けクルクルと回るかざぐるまを眺めつつ、良い風を呼びこみ、願意成就となりますようにと想いを寄せる。 熱中症警戒で外出制限でしょうか、行き交... -
お見事
本堂前で朝の水まきをしていたら、ハートの形に巻く蔓、み~つけた。しばし、見惚れて♡ なぜとはなく・・・ほんわか、にっこりの朝でした。 本日、大師会にて承りましたご回向を懇ろに修法させていただきました。どうぞご安心くださいませ。 しばし続く高... -
渡り鳥
今朝、燕たちが空を泳ぐように、時には乱高下しながら飛んでいるのを目にしました。 渡りのため、飛行練習をしているのでしょうか。 厳しすぎる残暑で秋は遠く感じられますが、燕たちの舞いのおかげでちょっぴり秋を意識した瞬間。 親鳥の姿から雛鳥は生き... -
考
「真伝さんは下界より涼しいですね~、やっぱり緑が多いから」とは出入りの業者さん達から、常日頃に聞く事ながら、さすがにここのところの気温は尋常ではない暑さ。 それでも境内地では夏の終わりを告げる”ツクツクボウシ”が鳴き始めました。 何十... -
宝
先日、お裾分けの赤紫蘇で手作りふりかけに初挑戦されたユキミさん。 出来上がりましたとのご連絡をいただきました。 天候や乾燥具合を見ながら、細やかに手を懸けられたことは想像に容易く、その分、感慨もひとしおなのでしょう。しばらく鑑賞してからい... -
生
耳元を羽音が通り過ぎ見やれば目の前の木に蝉。 ”鳴蝉潔飢”(気高く心が清い人は、いかなる状況下にあっても信念を曲げず) 芳香に誘われて、その在処を探してみると・・ 先客、クマバチが吸蜜中。花の正体はクサギ”。 この場所には生えていなかった木。鳥... -
一息
ご先祖様をお見送りし、お盆が過ぎ行くと共にそこはかとなく感じる淋しさ 日没が早まり、晩夏から初秋へと移り行く季節 残暑お見舞い申し上げます。 心身のお疲れが出やすい頃 よく食べ、よく眠り、身体をやすめて。 そして、今の自分が好きかどうか、自分... -
送り火
蓮灯りと送り火のあたたかな灯り。 お浄土への無事のお帰りを願う施主様の想いあふれる花道。 楽しい思い出と供えられた好物を手土産に、ご先祖様、亡き方々、戦没者の方々そして動物さんをお不動様の元からお見送りさせていただきました。 名残惜しいけれ... -
冷暖自知
若い時の苦労は買ってでもしろ!とは先人から伝わる言葉。苦労や楽しかった様々な事を積み重ね、やがて老年期を迎え寂寥感に包まれる時、辺りの風景の変化を感じ見えなかった事が少し見えてくる。 その歳にならなければわからないこと。 今、どんな...