2025年– date –
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お陰さま
今年はいままでにない厳しい天候が続き、果物や野菜、お米などを栽培される農家さんにとって、ご苦労いかばかりであったかと想いを馳せています。 実りの秋といわれる時期を迎え、御不動様へとお陰様のお供えが届いています。 添えられたお手紙から伝わる... -
秋の七草
ある日、風に乗り、どこからか芳しい香り。 その香りの主は葛の花でした。 葛は秋の七草のひとつ。 他には女郎花、ススキ、桔梗、なでしこ、フジバカマ、萩が名を連ねます。 奈良時代に成立した万葉集に収められている2首の歌が秋の七草の由来と言われてい... -
熟
記録ずくめの暑さだった今夏を乗り越え、豆柿や柑橘が実を結んでいます。 今はまだ未熟で青いけれど時を経て熟せば、人や動物たちに口福なひとときを恵んでくれる。 実りの秋、心待ちですね。 今日は敬老の日でした。 歳を重ね、自身は若い世代の方々にお... -
10月邪気払いの御案内
※秋なすの御供で”邪気払い”の御案内 9月9日、重陽の節供のブログ記事で御案内いたしました邪気払いにつき、あらためまして、下記の通り御案内いたします。 ・古より、茄子の紫の色は邪気を払い、災難から身を守ると伝えられています。 本年の邪気払いを... -
今日の景色
賑やかな蝉の声、とんぼの姿。夏の名残と秋の気配を一日で感じる、季節の変わり目です 本堂前の谷では、樹木がスクスク育ってます なかでもひときわ目を惹く、いっぱいの花をつけた”タラ”の木。 ご存じ、タラの芽はおひたし、天ぷらと絶品。 やがて実がな... -
香
当地では時折激しい雨が降っては止んだりの一日。 あいにくの空模様の中、アスリート姉さんと姉上様ご一家がご遠方より参拝に来られました。 御本尊様にお参りされ、供えられたお線香が本堂に香り漂う頃、境内地に出てみると、目の前の山には霧の香が立ち... -
彼の岸
父母の縁にはじまり生を享け、体を自由に動かすことも、歩くことも起きることもままならぬ赤子がやがて這い這いからつかまり立ちができるようになって、学ぶ縁を与えられ育てていただいた。 幾歳が過ぎ社会の一員となって早数十年(゚ロ゚)。 これまで... -
祈
9月5日、国防総省(Department of Defense)から戦争省(Department of War)へ、トランプ大統領は国防総省の副称として戦争省とする大統領令に署名。 国防長官は”戦争長官”を名乗る様、指示が出されました。 1789年~1947年まで存在した戦争省を... -
健在
大阪・関西万博でかつての赤や黄色の公衆電話が設置されている画像を目にしました。 そうそう、この色、この形…懐かしい思いと共に青春の甘酸っぱい思い出も蘇ってきました。 公衆電話について調べてみると、1900年(明治33年)9月11日に日本で初めて自動公... -
邪気払い
これより上がない奇数「9」 吉祥とされる陽の数字が重なる本日は重陽の節供。 何事も表裏一体、最凶の邪気に見舞われやすい期間でもあります。 古から伝わる五節供にはそれぞれに深い意味と共にいずれにおいても邪気を払い、心身を調え、自然に沿うて生き...