
本日、初不動会護摩供にてお預かり致しました御回向、御祈願、添え護摩木祈願並びに身代り人形おたきあげを施主、願主方々の願いと感謝の灯明が灯り、秀和阿闍梨の修法により力強い御護摩の炎が立ち上がる中、滞りなく無魔成満いたしました。
お勤め前の和慧住職のお話では、元旦に発生した能登地震、また今日まで大きな災害に見舞われてきましたが、自然が人にあわせることはなく、自然の恩恵と脅威のなかで生き生かされているからこそ、人が自然にあわせ自然を知ること、また先人の知恵に耳を傾ける大切さ。
一方、同様に新年に起きた痛ましい事故。そこには伝えない、話さない、他の事、人への想いをかけることがすくなく我が身だけの事に終始し大きな事故につながっているのでは・・と投げかけられました。
どのようなことでも一人で出来る事は限られ、それぞれの役割に徹し事は成る。だからこそ伝えること、情報を共有すること、年長者の言葉は聞きがたいとしても経験という宝をもっている。その中にある智恵に耳を傾け、そして想いをひとつにして同じ方向へ向かう、初不動会を迎えこの一年がそうであってほしいと語られました。
心身、清らかな心持ちで新たな月へスタートです!
身と口と意の罪科にまみれないように。
金柑の実がツヤツヤです
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