懐古

 

真伝不動明王寺、和慧住職と御縁をいただいてから、高野山での結縁灌頂入壇、京都十三仏、北海道三十六不動尊霊場、四国遍路、富士山や石鎚山にも登り沢山の事を学ばせていただきました。
この月は10日間で四国八十八箇所、番外含め百八ヶ寺の半分を札番の順にお参りする御縁にもあずかりました。
10日もの間、何があるかわからないながら家族が健康で留守を守ってくれる、もちろん自分も健康であること、そして出かけるために蓄えた先立つ物があって初めて成せる旅。

白装束に身を包み、生きながらして仏となる行、そして御回向の旅。
しかし、生身の人間。様々なことが起こります。
その様子を見つつ和慧住職から激が飛んだり、あるときは厳しく、そして時には笑いを織り交ぜながら、今と変らない様子で導いてくださったあの日々。
ご同行の方々、そして今は鬼籍に入った先達さんのお顔が懐かしく浮かびます。

年を重ねるほどに難しい、素直であること。懐古と共に自らを省みる日となりました。

台風22号の動向が案じられます。情報をこまめにチェックし、事前の備えを早めに進めて。無理な行動は控えて安全第一で、何事もありませんように。

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