御不動様の智慧の炎、御護摩の火、暗闇を照らすお灯明、そしてお盆においてはご先祖様へ道中の道しるべとして迎え火、送り火。
そして盆踊りは、櫓を組み提灯を点し、お迎えしたご先祖様の慰霊のためと再びお送りするのが由来、また夜空を彩る打ち上げ花火も年々にぎやかになっていますが、その意は御先祖様回向、疫病退散の願い。

一方で心に燃えさかるは、煩悩の”火”
また生前、悪事をはたらいた亡者を乗せ、かの場所へ運ぶのは火車。
仏事と「火」、今生と後生、あげれば枚挙にいとまがなく、深い教えが込められています。
当寺ではお不動様の元へ、ご先祖様をお迎えの準備と御回向の調えが進んでいます。

どうぞご安心くださいませ。
お盆の期間、御先祖様と共に穏やかにすごせます様

豆柿の小さな実がつき、自然が秋近しを告げているようです。

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