
「枯れる」
この言葉からおおよそ連想するのはネガティブなイメージではないだろうか。
ところが調べてみると「円熟して、落ち着いた深い味わいが出てくる」という意味もある。
境内地南側で大輪の花を咲かせていた芙蓉。
芙蓉は枯れた花の姿を「枯れ芙蓉」として鑑賞する文化があるそう。
歳を重ね、心身共に変化があったとしても自然のままのその姿はきっといい変化をもたらしているはず。
花は花でもドライフラワーですね…と笑いながらおっしゃった師。
その笑顔を思い出しながら、枯れ芙蓉の話を知らずに言い返せなかったことがちょっぴり悔しい気分(笑)
寒暖差が激しくなりつつあります。
どうぞご自愛下さいませ。
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