真伝不動明王寺– Author –
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自らのために
彼岸の入りから三日目、明日の行は忍辱波羅蜜。どんな困難や苦しみに遭おうとも耐え忍ぶ行。日々、思い通りにはいかないもの。悲しみ、苦しみ、怒り…いろんな感情が押し寄せてきても耐え忍ぶことで、冷静に自分を見つめる時を持てる。どうすれば立ち向かえ... -
行中
今日の彼岸の入りから、明けまでの7日間は私たちの行の時 まんなかのお中日は行を一休み この6日間で六つの行をし、生きながらにして仏様の境涯に至る。 明日は2日目「持戒」波羅蜜 戒めを心に命じ、忘れないよう守り過ごす その戒めは「十善戒」として... -
姿
今日は春の陽気のような暖かい1日でした。境内地ではハナニラがあちらこちらで花を咲かせています。 さて、明日は彼岸の入り。お彼岸の期間中、自らを見つめ修行する。そんな姿をご先祖様に見ていただくこともご供養のひとつ。明日は「布施」を心に留め置... -
活力
穏やかな風に乗ってたなびく五色幡。この風が運んでくる花粉と、かの大陸からくるもので目と鼻がクゥ~(>_<)マスク無しではいられませんね(^_^;) 瑠璃光院傍では紫陽花にツヤツヤの葉っぱが出始め。 と、その近くの紫陽花、直角に曲がった枝(右端)。... -
旅
今日は昨年、お受戒された方の法名を約束の蓮台に生前記名 そして生前記名され、昨年、鬼籍に入られた篤信の信徒さんの調えも無 事にすみました。 こちらもあちらも賑やかになってきましたね。 この世は心の旅、冥土は魂の旅。 生きることを学び、旅立ちの... -
時
夕方、西の空に三日月。日の入りから数時間しか見ることができない輝き。そう思うとこの瞬間がとても貴重な時に感じる。 有限であるからこそ大切に生きたい一瞬一瞬。これからもその時々の出会いを糧に人生を送りたいと思わせてくれた三日月。 明日も寒暖... -
全力で
「生也全機現 死也全機現」 20年以上前、和慧住職のお説法でうかがった時から決して忘れることがない。「全力で生ききる、そして神仏からお呼びがかかったら、素直にお任せし死にきる」 あれから幾年。お呼びがかかった時、生ききったか否か、自分に突... -
祈る
三月も中旬というのに、こちら各務原市では朝晩の冷え込みが厳しい日々。十三年前の三月十一日も映像に映る東北地方は雪が舞っていました。岐阜で体感したあの日を思い出しながら合掌。 十三年前に被災された方々の経験が今は能登半島地震の復興支援の知恵... -
今日の風景
陽が落ち始める頃の「願鐘」 南側谷にやってきた野鳥さん、あっという間に何処かへ。 ボケの花に春の息吹を感じる 穏やかな今日の境内地の様子です。 -
御八
ホッと一息、三時のおやつ。心も身体もリフレッシュ。 適度なおやつは糖質を補給することで脳の働きが活発になり、集中力や効率が上がる利点があるそう。また、三時頃は食べたものが脂肪になりにくい時間帯だとか。 作務の合間にほっこりおやつタイム。さ...