日々のお便り– category –
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安寧を願う
普通につかわれる言葉とは異なる 莫迦、莫何経典で無知や迷妄をあらわす。無知の”知”は人間が持つ三毒(貪瞋痴)の一つ「痴」は愚か、自分勝手、煩悩の最たるもので仏教の正しい教えを知らないこと。漢字の馬と鹿は当て字とされ中国の秦の時代の故事に由来... -
正直であれ
正直辞書で調べると、嘘や偽りのないこと、心が正しく素直なこととあります。仏教用語の「方正質直」が語源。 今日はサムさんと先日の倉庫整理の続きを。動線が確保でき、行方不明になっていたものも見つかりました。 共にそれぞれの責務を果たすべきとこ... -
メッセージ
三度、花が咲いたアザレア そして、たくさんの蕾をつけた紫陽花も咲き始めています。 子孫を増やし、種を残すため、咲く花。 そのエネルギーはいかほどでしょう 傷ついた葉っぱ、地中の根っこも踏ん張っているはず。 不安定な気候、激しく変動する気圧、気... -
ファイト!
大丈夫 心配するな 何とかなる お弟子さんたちに「この先、どうしようもなくなって大変困った時この手紙を開けなさい」との遺言を残した一休禅師やがてその状況を迎え手紙を開けてみると、この言葉。 十数年前の月並み行事のお勤め後の秀和阿闍梨の法話... -
お早めに
こちらは雨模様でしたが蒸し蒸しする1日でした。暦の上では本日より 霜始降(しもはじめてふる)北国からだんだんと初霜の便りが聞かれる頃。 先日、北海道各地では昨年より3週間も早く初雪が観測されたとのこと、全国的に急に寒くなるやもしれません。 暖房... -
示唆
「龍口」の傍に納まっている「みみずく」 その周りを飛んでいた「とんぼ」は、アキアカネ そしてしばし羽根を休めたのは、みみずくの頭上 古来より龍は火と水を制す玉を(ぎょく)を持ち、その玉はどのような願いもかなえるとも伝わる。 またトンボは神様... -
恵み
青空と陽光。ひんやり空気に包まれだすこれからは、ぽかぽか暖かな陽射しが心地よい。 太陽の光に変わりはないのに陽射しの角度や日照時間の長短の違いで歓迎したり忌避したり…勝手なものですね。どんな時季も自然の恵みに感謝。 -
甚深
急遽、開催となった「前田和慧師お話し」”姓名に隠された貴方の秘密を読み解く!!” 和慧師の著書「マントラ」シリーズのどれにも書かれていない、初めておしえていただいた内容でした。生年月日がわからずとも姓名で読み解くことができる、家系、個人の役... -
包まれる
窓を開けると金木犀の甘くてよい香り。九里香(九里も香る)とも呼ばれるように広い範囲に香りが広がる。今年は秋らしさをなかなか感じられない中、定番の香りに秋を見〜つけた! 開花のわずか1週間ほどのお楽しみ。良い香りにはリラックス効果があるそう。... -
向き合う
”心こそ 心迷わす心なれ 心に心 心許すな” 沢庵禅師