十月の声を聞くや否や、朝晩秋らしさを感じるように。

水始涸(みずはじめてかるる)
暦の上では明日三日より、稲刈りを始めるために田の水を落とす時季とされています。
こちら各務原市では田んぼの稲がずいぶんと頭を垂れるようになりました。
収穫の秋はもうそこまで。

お月見であったり、各地の秋祭りは収穫への感謝の気持ちを込めた行事。
農家の方々だけでなく、大地の恵みを頂戴する私たちも行事や祭りなどを通して感謝を忘れずにいたいものです。

これから空気が乾燥していく時季。
火の元の注意はもちろん、喉のケアもしてまいりましょう。

境内地では次々と彼岸花が咲いています。

彼岸花は「葉見ず花見ず」と言われ、葉と花を一緒に見ることがない不思議な花。
また「葉は花を思い、花は葉を思う」出会うことはなけれども互いに思いあうということで相思花と呼ばれるそうです。

七月から九月、お盆、お彼岸と亡き祖父母、父母、我が子・・・ご先祖様方を想い偲び過ごした三ヶ月。

相まみえることはなくても互いに想いあう、根っこは同じ、繋がっている今生と後生。相思花に想いを重ね眺めた日。

そして十月、第一日目の本日、約束の蓮台年大祭法要を無魔成満いたしました。
全国の信徒方々、有縁方々のこの月が穏やかな日々であります様にと日々、念じております。

昨夜から続いた雨が残暑を追いやり、漸く秋へと季節が進み一気に涼しくなってまいりました。

どうぞ気温の変化でお疲れの出ませんようにご自愛ください。

残暑厳しかった長月が過ぎ、明日からは神無月。
近年は四季から二季の移ろいになりつつあるように感じますが、自然の中から秋を見つけて楽しみたいと思います。

明日、真伝不動明王寺では約束の蓮台 年大祭が行われます。
私事ですが、祖母と母がご縁の方々と共に心やすらかに過ごす場所。
明日は蓮台でご一緒の皆さんと、綺麗な供花に囲まれ、美味しいものをいただきながら楽しく過ごしてもらえればと願う。

有縁無縁の方々が手を合わせていかれる蓮台。
あたたかな想い溢れるこの場所を大切にしていきたいと思う。

モモ姉さん、ヒデ坊さん、お供物届いています

お気持ちを添え、お供えさせていただきます。

どうぞご安心くださいませ。

ありがとうございます。よろしくお願いいたします。

日中は未だ夏の陽気
境内地に咲く白い紫陽花一輪、陽光浴びて元気


澄み切った青空の元、寺標と約束の蓮台


今宵は中秋の名月
夜風に吹かれ、ながめるのも一興です

今日一日、頑張った心と身体を労わってくださいね。

昨夜発生した石川県珠洲市を震源とする地震、そして今夕、福島での地震、連鎖することが多くご注意を。
熱中症対策は今しばらくは油断することなくご留意ください

本日、不動会護摩供にて承りましたご回向、ご祈願を懇ろに修法させていただきました。
また、秀和阿闍梨が護摩修法にて添え護摩木祈願願意成就と身代り人形お焚き上げは和慧住職が心身ご健勝を念じ修法してくださり無魔成満いたしました

念じて下さった分、自らがしっかりと日々を過ごす
御不動様、諸佛様が見守ってくださっています。どうぞ心丈夫で。

来る十月は神無月
八百万の神が出雲大社に集まり、年が明けこれまでの我々の生きざまについてお話し合いをし、なにかをお決めになるとの事を耳にします。

はてさて、振り返れば・・・（汗）

残すところ三ケ月、あと三ヶ月あります。

”生きる”の先にある”後生”
今生は自分で選択し行動できる、後生では自らの行いが問われることがあっても行動はできず
折に触れ、和慧住職が語られる事

生きている今だからできる、今が大事！

夕暮れ時、鐘楼傍より眺める空は秋

[管理者修正]

秋の七草のひとつ、クズの花を見かけました。
秋の訪れを感じる瞬間。

今週29日は中秋の名月を迎えます。
無事に農産物を収穫できた感謝の想いを込めて行われてきたお月見。
神仏への感謝があって、次へと繋がる。
心にしっかりと留め置き、日々を過ごしていきたいものです。

さて、明日28日は不動会護摩供を執り行ないます。
このひと月の感謝とさらなるひと月の無事を祈る。
どうぞご参拝下さい。

明日は全国的に気温が高いようです。
水分補給をしっかりといたしましょう。

道すがらの秋、紫式部の実の中に咲く秋桜

今日は彼岸明け

七日間の六波羅蜜の行、ご同行の方々、お疲れさまでした。

生きている限り続く様々な行

真伝不動明王寺を心の依り処とし、行きつ戻りつしながらも精進。

季節の変わり目、天の気も行きつ戻りつの予報

体調管理にご留意ください。

各地で地震が起きています、防災意識は常に高くしてまいりましょう。

ようやく朝晩は秋を感じる清涼な風が吹くようになりました。
今年の夏の気温は統計を始めてからの126年間で最も高かったそう。
日々の暑さが積み重なり、野菜の花付きが少なく収穫が少なくなったり、果物の実が萎んだりと影響はそこここに。

私たち人間も少しくらいならと、適当な対応をしたり、自己保身に走ることが積み重なると信頼を失い、事が進まなくなってくる。
自然の調整はできないけれど心の調整はできるはず。
日々自分を見つめ、回りを穏やかに包むような行動をしたいものです。

気温差が激しくなる頃、どうかお身体をお労り下さいませ。

第六番目　智慧波羅蜜

いよいよ明日はお彼岸明け。六波羅蜜の第六番目の行は、智慧波羅蜜。

彼岸入りからの行で自らの心をあらゆる方向から見つめ、実践した日々の最後。
物事の真理を正しく見極める力を持つ。これはいわゆる「学び」や「知識」で物事を判断するのではなく、人が持つ仏心に気づき佛様の智慧の心を持って考え、向き合う。

身と口と意で造る様々な業あれど、明日一日、智慧波羅蜜の行に勤しみましょう。